佳作

氏名:西野 渉
所属:大阪産業大学 卒業生

地震雷火事 “親父”

私の中に怖い親父のイメージはない。なぜなら、これまで親父に怒られた記憶がないからである。
学生時代に道を外しそうな時期があった。そのとき親父に掛けられた言葉が今も心に残る。「お前の考え行動は、いずれ、良いことなのか、悪いことなのか気づく時がくる。」私には、深く、ぶん殴られるより痛かった。それは、私の人生の道しるべとなった。
子供が思春期を向かえようとしている今、親父の言葉がよみがえる。
酒とたばこ以外、何の趣味も持たない親父だが、多くの仲間に支えられ信頼されている。本格では親父を越した私だが、その背中は、今なお大きすぎる。